
「英文法って何したらいいの?」
「実際にどんな教材を使った方がいいの?」
そんな悩みを持った方に今回は、旧帝大に合格し、
センター試験の英語の文法は2年連続満点をとった私が解説していきます。
やらなきゃやらなきゃと思いながら、
後回しにしてしまいがちな英文法。
国立理系なら、純粋な英文法問題が試験であるのは、
センター試験ぐらいです。
要するに、トータル20〜30点くらいしかありません。
限られた時間で勝負するためには、時間を有効に使う必要があります。
受験生に20〜30点のために長時間を使っている暇はありません。
そこで今回は、効率の良い英文法の学習の仕方も合わせて
解説していきます。
英単語の教材については下記を参考にしてみてください。
【2020年版】旧帝大合格のために私がやった英単語帳5選
旧帝大の私が実践した英単語の覚え方!
旧帝大に合格した私が使っていた文法書1:ネクストステージ
受験生なら誰でも知っている『ネクステ』ですね。
河合塾講師の瓜生先生が執筆している教材です。
定番中の定番ですが、実際これだけで全く問題ないです。
ネクストステージの特徴
とにかく網羅性が高いです。
そのためそこそこの厚みはあります。
ただ、これ一冊で基本的な英文法は完成するので、
トータル的な分量はそこまで多いわけではありません。
赤シートで隠せる作りになっていますので、
単純に暗記するというよりは、赤シートで問題を解きながら
覚えていくという形になります。
ネクストステージの使い方
実際に私が使っていた方法を紹介します。
まず大前提として、英文法に時間をかけてはいけません。
はっきり言ってもったいないです。
時間を短縮しながら、効率よく覚えていくにはどうしたら良いでしょうか。
私は勉強をはじめてエンジンがかかるのが遅い方でした。
20分ぐらいしてからやっと集中して勉強に取り組めていました。
エンジンがかかるまでの20分をなんとか上手く使いたいと思い始めたのが、
最初の20分にネクステをやることでした。
赤シートで隠しながら問題を解いきますが、
これは勉強ではなく作業です。
休憩が終わり、勉強を始める最初の20分を毎回英文法に使っていました。
まとめ
英文法に時間をかけたらダメ!
休憩が終わり、始めの20分を英文法に使う
ネクストステージを使うときの注意点
先ほども言いましたが、かなり網羅性が高いです。
センター試験しかない受験生には少しボリュームが大きすぎるのも事実です。
そこで、完璧にするという意識は無くしましょう。
文法は1問の配点が2〜4点程度なので、完璧にしなくても
大きなダメージをくらいません。
さらっと何回も継続していけば大丈夫です。
分量が多いことから、英文法の点数が伸びてくる前に、
やめてしまう受験生がたくさんいます。
それだけは避けましょう。
また、英文法の問題は、基本選択肢がある問題になります。
覚えると長文読解に使えますが、
ここではあくまでも、英文法の対策として、
完璧に覚えるという意識はいりません。
注意点
完璧にするという意識は捨てましょう。
サラッと継続することが大切です。
まとめ
ネクストステージは受験生みんなにやって欲しい一冊です。
網羅性が高いため、使い方は人それぞれになりますが、
どんな大学でも対応できます。
お気に入りの英文法書がまだ無いという方はぜひ買ってみてください。
私はこれだけで、センター試験の文法は2年連続満点でした。
その他オススメの参考書
アップグレード
こちらはシステム英単語を書かれている霜先生の英文法書になります。
ネクストステージとかなり類似した構成になるため、
網羅性は同じく高いです。
ヴィンテージ
こちらも同じように網羅性の高い教材です。
使い方等、以前紹介したやり方で問題ありません。
スクランブル
こちらの教材も同じような位置付けになります。
ネクストステージが終わった人にやって欲しい教材
ここからは少しだけ深掘りして、
以前に紹介した英文法書をすでに終えた人向けの教材を紹介します。
応用編なので、やる必要は無いですが、
より英語で高得点を目指す人は必要になります。
このレベルに来ている人は、新しい問題集を買っても、
すでに知っていて、初見で解ける問題があります。
時間の無駄なので、初見で解けた問題は消していきましょう。
英語整序問題精選600
整序英作の練習になります。
整序英作というのは、単語やフレーズを与えられて、
正しい順番に直していく問題です。
整序英作の勉強をして何の意味があるの?って思いますよね。
正しい順番にして、正しい文章を作っていくというシンプルな問題のようですが、
文法をしっかりと理解していないと解けません。
うわべだけの知識だけでは解けないということです。
英文法のエッセンスが詰まっているため
かなりいい勉強になります。
また、英作文を書くときに、減点されにくい文章がかけるようになります。
なぜなら、英文の構造をしっかりと理解できるからです。
気になる方は買ってみてください。
人を選びますが、かなりオススメです。
その他整序英作の問題集も以下に記載しておきます。
英語整序問題200
頻出英語整序問題850
門脇渉の整序問題が面白いほど解ける本
最後に

たかが英文法ですが、されど英文法です。
英文が構成されるのも英文法の上での話ですし、
英作文を書くにしても、気をつけることは英文法になります。
要するに、文法問題の点数は多く無いですが、
全ての幹になるということです。
特に現役生に多いですが、英文法を捨てるということは、
英語を捨てたのと同じようなものです。
絶対に捨てたらいけません。
そして、必ず夏前に80%程度の完成を完了させておきましょう。
大事なのでもう一度言いますね。
夏前に完成させておきましょう。
遅くても、夏休みが終わる前には完成させておくべきです。
理由は、秋や、冬になってしまうと
焦って結局やらないことになってしまうからです。
やれば誰でもできるものであるからこそ、落としたら致命的な
ダメージをくらいます。
みんなができるところを全て落とさなければ、
大学受験で失敗することはありません。
英文法の勉強にこの記事が役立てば嬉しいです!
コメント
[…] 英単語、英文法についての記事は以前記事にしました。興味がある人はぜひご覧ください。・【2020年版】旧帝大合格のために私がやった英単語帳5選・【2020年版】旧帝大に合格した私が使った英語の教材【文法編】 […]